羽生結弦選手が本日午後5時から「決意表明」という形で会見するという情報が流れています。
日刊スポーツがいち早く「プロ転向」とスクープしていますね。
プロ転向とはどういうことなの?
オリンピックにはもうでないの?
とい疑問に思われる方もいるかもしれません。
そんな疑問にお答えします。
羽生はアマチュア引退して今後の競技会に出ず、プロに転向する決断を下したという。昨年の全日本選手権で2連覇し、今季も日本スケート連盟の「特別強化選手」に選ばれていたが、最上位の強化指定を辞退する。
日刊スポーツ 7月19日
現役引退とは?
フィギュアスケートの「現役引退」とは、スケート連盟から選手登録を抹消して公式試合に出場しなくなること。 現役引退後は、スケートを職業とする「プロスケーター(ショースケーター)」「インストラクター(コーチ)」「振付師」などになるか、全く違う職業について一般人になる。
フィギュアスケート用語メモ
現役を引退するということは、つまり今後のオリンピックを含めた競技大会に出場しないということになります。
プロ転向とは?
アマチュアの定義
国際スケート連盟に登録している各国のスケート連盟に加入し、選手登録をしている選手をアマチュアとよぶ。正式にはエリジブル(有資格者)という言い方が使われている。かつては、ISU主催のフィギュアスケートの大会は賞金が出ることはなく、アマチュア選手はアイスショーにでることも禁じられていた。
SPAIA
フィギュアスケート界においては『アマチュア』とはオリンピックや世界大会などの競技大会に出ている選手のことを指します。「羽生結弦選手はいままではアマチュアだった」ということです。だから「プロ転向」という言葉になるんですね。
スケート連盟に加入し選手登録をして初めて競技大会(グランプリシリーズやNHK杯、オリンピックなど)に出場できるようになるため、
アマチュアでないとこれら競技会出場できないということでした。
プロ転向とは
プロとして活動するには、選手が引退届を出して選手登録を解除することが必要となる。
SPAIA
それにより、オリンピックや世界選手権にでる権利を失う。
羽生結弦選手は日本スケート連盟の「特別強化選手」に選ばれていましたが、
最上位の強化指定を辞退すると報じられています。
今後はアイスショーに活躍の場を求めていくのではないでしょうか。
去就についての最近の発言
去就に関しては、北京五輪中の2月14日の会見で
「羽生結弦が大好きなフィギュアスケートを大切にしながら究めていけたら」と発言。
また最終日20日のエキシビション後は「(競技かアイスショーか)フィールドは問わない」と発言していました。

【追記】7月19日記者会見にて
これからさらに、努力する方向、理想としているフィギュアスケーターの形は、競技会じゃなくても見てもらうことができるなって。むしろ競技会じゃないほうが見てもらえると思っている。(中略)これからも夢に向かって目標に向かって努力したい。(中略)もちろん、4回転半ジャンプも成功させて、それを皆さんと共有できたり皆さんの前で成功できたらいいなと強く思っています。



これからもプロとしてアイスショーなどで演技が見られるんですね!よかった!
アイスショー主催の夢
羽生結弦選手にはアイスショー主催という夢があるそうです。
アイスショーに出演するだけでなく、今後は主催者側として「羽生結弦独自の道」切り開いていくのかもしれません。
羽生結弦出演予定の2022年アイスショー
準備中です。
出場が確認でき次第追記します。
まとめ:羽生結弦選手の会見を待ちましょう
日刊スポーツがもう「プロ転向」と報じていますが、
5時から「決意表明」の会見があるのでそちらから発せられる羽生結弦選手の言葉を待ちましょう!
【追記】7月19日17時 羽生結弦選手会見
羽生結弦選手が現役引退して今後は競技会に出場せず
プロに転向する意向を固め記者会見を行いました。
今まで大変美しい演技でわたしたちを魅了してきた羽生選手。おつかれさまでした!
今後もプロとしてアイスショーで演技を見られます。4回転半、期待しています。